こんにちは、ロボマインドの田方です。
今回は、プロジェクト・エデンの全貌についてお伝えしようと思います。
この動画を見る方は、既に、アニメ『エデン』をご覧になってると思います。
まだ見てなくても、分かるように解説しますので、それは大丈夫です。
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ところで、『エデン』は面白かったですか?
・・・
それが、マインド・エンジンです。
マインド・エンジンというのは、
・・・
これだけのことが理解できて、ようやく善悪が定義できるんです。
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さて、次は、自由意志について考えます。
・・・
さて、どうでしょう?
こんなAIあばたーがいたら、もう、心を持ってるって言ってもいいんじゃないでしょうか?
(クラファン動画のエンディング)
そろそろ、まとめに入りたいと思います。
ChatGPTといった大規模言語モデルは、確かにスゴイ技術です。
大量の文書から次の単語を予測して、高精度な文章を生成することができます。
でも、その限界が見えてくるのは時間の問題です。
たとえば、僕が見た例だと、こんなのがあります。
大規模言語モデルに、深海をテーマに物語を作らせたときの文章です。
「潜水艦の壁に波がぶつかって砕けて消えた」
この文章、おかしいの、分かりますか?
潜水艦って海の中にいますよね。
波があるのは海の上ですよね。
つまり、潜水艦の壁に波が当たるって、おかしいんですよ。
たぶん、もとは、「船の壁に波がぶつかって砕けて消えた」って文章なんでしょう。
それを、船を潜水艦に置き換えて新たな文章をつくったんでしょう。
ただ、AIは、その間違いに気づきません。
なぜでしょう?
それは、AIは現実世界を知らないからです。
本物の海も波も経験したことがないからです。
だから、こんな簡単なミスをするんです。
致命的なのは、こんな簡単なミスを完全に防ぐことはできないってことです。
学習する文書を増やしたり、パラメーターを増やしたりってやり方じゃ、この問題を解決できないんです。
大規模言語モデルは、50年にも及ぶAIの歴史が辿り着いた最終回答です。
ある程度はうまく機能することは分かりましたけど、それは人間の心の仕組みとはかけ離れたものです。
人間は、何億冊の本を暗記して、単語の並びから、次の単語を予測してしゃべってるわけじゃありません。
言葉の意味を理解してしゃべってます。
考えたり、悩んだりします。
それが心です。
心その物を作らないといけないって、気付く時が間もなく来ます。
AIに人間と同じ心を持たせようと思ったら、視野を広げないといけません。
50年のAIの歴史でなくて、何万年の人類の歴史です。
サピエンス全史を書いたユヴァル・ノア・ハラリは、ホモ・サピエンスの躍進は、7万年前に起こったと言います。
7万年前に起こった脳の突然変異、これを認知革命と言います。
そのとき、脳は、虚構を生み出す想像力を獲得しました。
言語も神話もそこから生まれました。
ただ、ハラリでさえも、それが脳のなかのどういう仕組みかわからないと言います。
20世紀の終わりごろ、意識科学が生まれました。
心を科学で解明する新たな学問です。
でも、30年たった今も、最初に提唱された意識のハードプロブレムから、ほとんど進んでいません。
進んでるのは、脳科学のイージープロブレムの方ばかりです。
なぜ、心の解明は進まないんでしょう?
それは、心は内側の世界にあるからです。
外の物理世界から内の世界には到達できないからです。
心は、内側の世界で考えたり、悩んだりします。
それが主観です。
でも、主観は科学の範疇じゃありません。
科学が扱えるのは、客観的に観測可能な物理世界だけです。
僕がやったのは、心を外から解明するんじゃなくて、内から解明することです。
主観で徹底的に心を見つめ、心の仕組みを分析しました。
そうやって、精密機械のような心のモデルを作り上げました。
でも、いくら精密に分析したとしても、それは科学じゃありません。
主観でしか認識できないものは科学になりえません。
でも、逆に言えば、だから心を解明できたと言えます。
外側から内側にアプローチしたとしても、複雑な仕組みなんか、見えません。
見えるのは、入力と出力だけです。
それでシステムを作るとしたら、単語が入力されたら、次に来る単語を統計的に予測するぐらいです。
それが今のAI、大規模言語モデルがやってることです。
それが心でないことは、みんなわかっています。
でも、科学の立場に立つ限り、それしかできないんです。
意識のハードプロブレムが解決できない理由もここにあります。
科学にこだわる限り、心の仕組みは永久にわからないでしょう。
でも、さっきも言いましたけど、大規模言語モデルには限界があります。
単語の統計処理だけじゃ、意味を理解したことにはなりません。
意味を理解して、心が通った会話をするには、心を作らないといけないって、やがて、世界は気づくでしょう。
そのときこそ、チャンスだと思うんですよ。
日本が、世界をリードするチャンスです。
だって、ロボマインドは、既に心のモデルを完成させていますから。
それが、マインド・エンジンです。
マインド・エンジンの基本は、仮想世界を使って言葉の意味を理解するというものです。
言葉を、単なる文字列じゃなくて、オブジェクトに変換して扱うわけです。
そして、単語をオブジェクトで扱うという最も基本的なところは、すでに特許を取得しています。
統計処理から意味理解にAIの流れが変わるとき、この特許が生きてきます。
マインド・エンジンの仕様は、ほぼ固まりました。
次は、実装段階に移ります。
それが、プロジェクト・エデンです。
ただ、問題があります。
このプロジェクト、僕ら、数人で細々と開発してるだけです。
僕の個人資産だけで、なんとか続いてるだけです。
世界を変えるかもしれないプロジェクトが、このままだと、この世から消えるかもしれません。
そこで、今回、クラウド・ファンディングすることにしました。
資金調達も目的ですけど、それより、なにより、プロジェクトのことを広く知ってもらいたいんです。
日本を救うかもしれないプロジェクトですから、本当は、国に出資してもらいたいところです。
でも、さっきも説明しましたけど、このプロジェクト、科学の枠から外れています。
そんな怪しいプロジェクトに、国が支援するわけがありません。
だからといって、作れないわけじゃありません。
意味を理解して、心が通った会話ができるAIは作れます。
ただ、それが科学的に心だと証明できないだけです。
だから、判断が難しいんです。
今までの価値観を捨てて、中身で判断してほしいんですよ。
そのために、この動画を撮りました。
決して、難しい内容じゃないと思います。
ただ、既存のアイデアを発展させたってものじゃありません。
何もないところに突然現れた完全オリジナルなアイデアです。
こういうの、一番評価しにくいのは分かってます。
だからこそ、まずは、広く知ってもらいたいんです。
もしかしたら、どこかに、中身でちゃんと判断して、評価してくれる人がいるんじゃないかと期待しています。
よかったら、この動画を、興味ありそうな人に教えてあげてください。
SNSで拡散してください。
ツイッターなどで、「#ロボマインド」でつぶやいて下さい。
よろしくお願いします。
それから、もう一つ、お願いがあります。
ロボマインドでは、プロジェクト・エデンの開発者も募集しています。
この動画に共感した開発者、自分も、マインド・エンジンを開発したいと思った方は、ぜひ、声をかけてください。
または、そんな知り合いがいれば、ぜひ、教えてあげてください。
それから、クラウド・ファンディングのリターンの購入も、ぜひ、お願いいたします。
ロボマインドの応援、ぜひ、よろしくお願いいたします。