第248回 臨死体験、第二段階③ 〜過去を書き換えろ!


ロボマインド・プロジェクト、第248弾!
こんにちは、ロボマインドの田方です。

さて、タイムトラベルって可能なんでしょうか?
過去や未来に自由に行くことってできないんでしょうか?

タイムトラベルしたって話は、ネットでよく見かけます。
出所が2ちゃんねるが多いですけど。
2ちゃんだから意味がないってことはないんですけど、論点の多くが、未来予測が当たったか、当たらなかったになってるんですよ。
まぁ、それも重要なんですけど、僕が知りたいのは、この世界は、いったい、どうなってるのかってことです。
根本的な仕組みです。

そこで参考になるのが、前々回、第246回から語ってる「臨死体験、第二段階」の主人公、木内鶴彦さんです。
木内さんは、臨死体験で体外離脱して、時間も空間も自由に移動できることができるようになったんです。
参考になるってのは、予言が当たったってとこじゃなくて、その時の状況が、かなり詳しく書いてあるんですよ。
自由に行き来できると言っても、何でもありってわけじゃないみたいなんです。
出来ることと、出来ないことがあるようなんです。
そこを、ようく読み解いていくと、この世界の仕組みが見えてくるんです。
いったい、時間とはどいうものなのか?
未来は決まってるのか?
過去は変更できるのか?
これが今回のテーマです。
臨死体験、第二段階③
過去を書き換えろ!
それでは、始めましょう!

タイムマシンは未来でも、絶対にできない証拠があるって、昔、ダウンタウンの松ちゃんが言ってました。
それは、もし、未来にタイムマシンが存在するんなら、既に、いっぱいタイムトラベラーが来てるはずやって。
まだ、だれもタイムトラベラーを見たことがないってことは、未来でもタイムマシンは存在してないって証拠やって。

これ、確かに納得しますよね。
ただ、この問題を回避して、タイムトラベルする方法が、一つだけあるんです。
それは、体じゃなくて、意識だけがタイムトラベルするって方法です。
実際、それをやったのが木内さんです。
じゃぁ、意識だけタイムトラベルするって、どういう理論なんでしょう?
その前提となるのが、意識の仮想世界仮説です。

簡単に説明すると、人は、目で見た現実世界を、頭の中に仮想世界として構築します。
意識は、仮想世界を介して、現実世界を認識します。
これが、意識の仮想世界仮説です。
詳しくは、この本に書いてますので、良かったら読んでください。

さて、意識の仮想世界仮説によると、意識は現実世界を直接、認識していません。
意識が認識してるのは、仮想世界です。
仮想世界というのは、3DCGのようなものです。
つまり、3次元の実体じゃなくて、情報です。
情報は、三次元世界だけでなくて、高次元ともつながれるようです。
どうやってつながるかというと、量子通信です。
量子通信は、量子テレポーテーションを使った通信技術で、どれだけ離れていても、瞬時に情報を伝達できます。
調べてみると、既に300Km以上離れた量子通信に成功してるようです。

さて、脳は、一種のコンピュータです。
高次元には、クラウドコンピュータのようなものがあって、全人類の脳が量子通信で繋がっているようなんです。
通常は、意識は自分の脳が作り出した仮想世界を使って現実世界を認識してます。
これが、肉体が死ぬと、体との結びつき途切れて、高次元とつながるみたいです。
木内さんは、心臓が止まったとき、意識が肉体から離れて、クラウドコンピュータを介して全人類とつながることができたんです。
だから、思った瞬間にお父さんや、お兄さんの頭の中に移動することができたんです。
お父さんやお兄さんの脳の中の仮想世界を見たわけです。

仮想世界というのは、今、見てる現実世界だけじゃありません。
過去の記憶を思い出すときも、仮想世界を使います。
だから、木内さんは、子供の時の自分に会うことができたんです。

ここ、前回話したところですけど、いろいろと疑問があるので、丁寧に見て行きます。
過去の自分と言うのは、木内さんが6歳のときです。
お姉ちゃんと急な斜面を降りてるとき、「危ない!」って声がしたそうです。
見上げると、大きな石が転がってくるところでした。
驚いて、お姉ちゃんの背中を突き飛ばして、二人は、ギリギリで助かったそうです。
臨死体験で、今、まさに、石が落ちそうになってる場面に戻った木内さんは、思わず、「危ない!」って叫びました。
つまり、あの日、「危ない!」と叫んだのは、他でもない、未来の自分だったんです。

まず、疑問としてあるのは、この時、木内さんが見た光景は、6歳の自分の視点じゃなくて、上から見下ろした視点でした。
これは、どう説明したらいいんでしょう?

じつは、これが、仮想世界の特徴なんです。
仮想世界を使うことで、自分も含んだ世界を認識できるようになります。
たとえば卒業式の光景とか思い出したとき、天井から俯瞰した光景を思い出しますよね。
これが、仮想世界を使って世界を認識するってことです。
これは、3Dゲームと同じす。
3Dゲームでは、一人称モードと、三人称モードってのがあります。

これと同じです。
木内さんは、三人称モードで、俯瞰して、6歳の自分を見ていたんでしょう。

次は、一番厄介な問題です。
過去の自分に声をかけることってできるんでしょうか?
過去を変更することってできるんでしょうか?

仮想世界を介して過去を認識してるので、実際の体が過去に行ったわけじゃありません。
ただ、過去の自分に干渉してますよね。
これが成り立つとしたら、いったい、どういう理論が考えられるでしょう?

たぶん、時間って、一方に流れてるようなものじゃないんですよ。
三次元世界の中にいるから、そう見えるだけなんだと思います。
高次元からみたら、時間って、過去も未来も同時に存在してるんだと思うんですよ。
同時に存在してるというか、仮想世界のネットワークとして繋がっているんですよ。
空間も時間も含めて繋がってるんです。
注意して欲しいのは、繋がってるのはあくまでも仮想世界のネットワークです。
現実世界じゃありません。
だから、直接、三次元世界に影響は与えれないんです。
影響を与えれるのは、仮想世界を認識してる意識に対してだけです。
過去の自分の体を突き飛ばしたりはできないですけど、心に呼びかけることとかはできるんです。
どうも、そのぐらいは影響を与えれるようです。

その後、木内さんは、もっと面白いことを試しました。
それは、自分が過去に行った形跡を残そうとしたんです。
どうやったかというと、神社仏閣とかに、足跡を残そうとしたんです。
神社なら、現代まで残る可能性が高いですから。
でも、三次元世界に直接、影響を与えることはできません。
じゃぁ、どうやったかというと、神社を作ってる時代に行くんです。
神社を建ててる宮大工に入るんです。
ただ、人の体を乗っ取ることは難しいようです。
でも、ぼぉ~っとしてるときとかなら、その人の意識に入り込むことができるそうなんです。
そうして、自分の鶴彦って名前にちなんで、「つる」って文字を神社に刻むことに成功したそうです。
臨死体験から生き返って、後から、その神社を尋ねたら、なんと「つる」って文字が残ってたそうなんですよ。
いやぁ、ちょっと信じられないですよねぇ。

信じがたいですけど、僕も、思い当たることがないわけでもないです。
よくねぇ、夜、仕事してて行き詰ったときとか、ちょっと考えを整理しようとして、ソファに座ることがあるんですよ。
眼をつむって考えたりします。
こうなったら、もうダメです。
だんだん、眠くなってきます。
ちょっと、横になるだけって横になったら、絶対、そのまま眠ってしまいます。
ソファに横になったらダメだと思って、床に横になったりするんですけど、まぁ、あんまり変わらないです。
そのまま眠ってしまいます。

そしたらね、たまになんですけど、誰かに名前を呼ばれた気がして、ハッと目を覚ますことがあるんですよ。
あと、お風呂で、湯船に浸かってるとき、つい、ウトウトすることがよくあるんですよ。
そんなときも、誰かの声がして、ハッと目を覚ますってことが何度かありました。

初めの頃は、本当に、そんな声がしたと思ってたんですよ。
でも、だんだん、実際の声じゃなくて、どうも心で聞こえたんやと分かってきました。
ただ、誰が、何のために起こすのかは、よく分からないんですよ。

木内さんの話を聞くと、あれは、もしかしたら、未来の自分なんかと思いました。
そんなとこで寝たら風邪ひくぞとか、ちゃんとベッドで寝ろよって、注意されたんかもしれません。
眠りかけって、意識が、一番、ぼぉ~っとしてるんで、呼びかけやすかったんでしょうね。

それから、全然興味ないのに、本屋で、ふと、気になる本があったりってこともあります。
興味ないから無視してたら、同じ本を、誰かに勧められたり、全然別の場所でも見かけたりとかってなったりします。
偶然といえば偶然なんですけど、これも、もしかしたら、未来の自分とか、高次元の誰かからのメッセージなんかも知れません。
この本読んどけよって。

ただ、木内さんの話を聞くと、ただ、記念に自分の名前を残そうと思っただけってこともあるので、たとえ高次元からのメッセージだとしても、深い意味があるとは限らないようですけど。

最後に、未来の話をします。
木内さんは、今度は、未来の自分を見ようと思ったそうです。
そしたら、地球環境について講演してる中年の自分の姿が見えたそうです。
臨死体験中に、未来の自分の姿を見て、自分は、絶対にここでは死なないって確信したそうです。

臨死体験したのは、木内さんが22歳の時でした。
無事、生還して、約20年後、そのとき見たそっくりの光景を目にしたそうです。
あるフォーラムで講演したとき、会場、観客、自分の服装、どれも臨死体験で見た光景ととそっくりだったそうです。

それから、もっと先の自分を見たいとも思ったそうです。
そしたら、今度は初老の自分を見たそうです。
ただ、その光景は、ぼやけてて、二重に見えたそうです。
一つの映像は、荒れ果てた大地の中で、廃墟の石に腰かけて呆然としてる自分だったそうです。
もう一つの映像は、もっとぼやけてたそうですけど、緑に囲まれた森の中で星を見ている自分だったそうです。

おそらく、未来は、いろんな可能性があるので、ぼやけたり二重にも見えたりしたんでしょう。
これを聞くと、ちょっと安心しますよね。
未来は、はっきりと決まってるわけじゃないようです。
おそらく、未来は、今の自分の行動で、変わる可能性があるようです。

この三次元世界は、いろんな可能性の一つのようです。
たしかなのは、今、現在だけです。
そして、三次元世界に直接関わってるのが、この身体です。
身体を動かすのは、自分の意識です。
意識は、理屈で考えたり、いろんな人の意見を聞いたり、直感で行動を決めたりします。
もしかしたら、直感の中には、高次元からのメッセージも含まれるかもしれません。

ただ、一つ言えるのは、三次元世界で実際に行動するのは体です。
自分の行動を最終的に決めれるのは、自分の意識だけです。
そして、行動でしか、未来は変えれません。
三次元世界の意見だろうと、高次元からの意見だろうと、誰の意見を聞くかは、あなた自身です。
もし、自分が望む未来があるなら、それに近づく一歩は、自分で踏み出さないといけないんです。
ぼぉ~っと、してたら、他人や高次元の存在に自分の体を乗っ取られてしまいます。
この三次元世界のあなたの未来を作るのは、あなたの、今、この瞬間の行動だけです。
自分の人生は、自分で決断してください。

はい、今回の動画が面白かったら、チャンネル登録、高評価お願いしますね。
それじゃぁ、次回も、おっ楽しみに!