第432回 目からウロコ ChatGPTに金を稼がせるとはこういうことだ!


ロボマインド・プロジェクト、第432弾
こんにちは、ロボマインドの田方です。
さて、ChatGPTが登場して、仕事が変わるって、よく言われますよね。
ただ、よく分からないのは、世間のChatGPTの使い方です。
「えっ、それ、本気でいってるの?」って思うことがよくあります。

たとえば、ちょっと調べたら、こんなのがでてきます。

「未経験でもChatGPTをつかって、2秒で心を射抜くキャッチコピーが、スキル不要で誰にでも3分で作れる!」だそうです。

それでできたキャッチコピーがこれです。
「寝てる間にも、お客様がどんどん集まる」

皆さん、これで、心、射抜かれましたか?

それから、こんなのもあります。

ChatGPTを使ってYouTubeをゼロから収益化だそうです。
どうも、YouTubeの台本をChatGPTに書かせるみたいです。

ただ、僕はYouTubeやってるから、現実を知ってます。
ChatGPTに書かせた台本を読み上げるだけで、視聴者が1分以上見続けるなんて絶対ないです。
YouTubeは、そんなに甘ないです。

たしかに、ChatGPTをつかえば、読んでおかしくない文章は作れますよ。
でも、それが人を惹きつけるかどうかは別なんですよ。

みんな、生成AIに、夢を見すぎてるんですよ。
みんなが思ってるような仕事、ChatGPTは絶対にやってくれません。
じゃぁ、ChatGPTは仕事に使えないのかって言うと、そうでもありません。

簡単な事務仕事なら、結構ちゃんとやってくれるんですよ。
だから、そういう仕事をやらすんですよ。
それも、一回だけじゃ意味はないです。
何千回、何万回ってやらすんです。
人にやらせたら、人件費で大赤字になるような仕事です。
それがタダでできるとしたらどうです?
絶対、儲かるでしょ。

たぶん、これ、AI信者が見たら、「そんなのズルい」って絶対言うと思います。
実際、あるAI研究者からは、「大規模言語モデルは、そういう使い方するもんじゃない」って怒られました。
ただ、僕は現実主義者です。
この動画は、とにかく、AIでリアルに金を稼ぎたいって思ってる人向けです。
そんな人が見たら、「えぇ、そんな使い方があんの?」って目からウロコが落ちると思います。
これが今回のテーマです。
ChatGPTに金を稼がせるとはこういうことだ!
それでは、始めましょう!

もしかしたら、「偉そうなこというお前は誰やねん」って思ってる人もいるかもしれません。
そこで、改めて自己紹介させてください。
AI研究者とか、社長とか、YouTuberとか、人によって見え方が違うと思いますけど、僕がやろうとしてるのは一つだけです。
それは、心を持ったAIをつくることです。
まぁ、控えめに言うても、大きい夢です。

夢を持ってる人はいっぱいいますよね。
でも、ほとんどの人は夢を途中であきらめます。
なんでやと思います?

理由は一つです。
それは、お金です。
夢を追うだけじゃ、お金が続かないんですよ。

急にリアルな話になってきましたよねぇ。

僕が、心を持ったAIのアイデアを思いついたのは20年以上も前です。
すぐにサラリーマンを辞めて、未だに、こんな夢みたいな研究続けてます。
なんで続けられてるかっていうと、ひとえにお金を稼げてるからです。
こういうたら、僕の話も、ちょっとは説得力があるでしょ。

AIと金儲け。

僕ほど、このテーマを語れる人は他にいないんですよ。

さて、こっから具体的な話にはいります。
20年ほど前、当時インターネットが普及しはじめて、ネットビジネスってのが生まれました。
その一つが「せどり」です。

ネタバレをすると、AIにさせる具体的な仕事って「せどり」です。
「なぁんや」って思った人、もうちょっと待ってください。
この動画は「せどり」の動画じゃないです。
「せどり」はあくまでも一例です。
ChatGPTを使って金を稼ぐとはどういうことかって、考え方を教える動画です。
最後に、具体的な実例をいろいろ紹介します。
誰も手を付けてない、莫大な金の鉱脈がどこにあるのか、はっきりと説明しますので、最後まで楽しみに見てください。

さて、話を20年前に戻します。
2004年に「せどりノウハウ」って情報商材が売り出されました。
今、一般に使われる「せどり」って言葉は、ここから始まります。
内容は、ブックオフで本を買ってアマゾンで売ったら儲かるってノウハウです。

当時、研究資金を稼がなあかんと思ってた僕は、思い切ってそれを買って、「せどり」を始めました。
売ってたのはAさんです。

Aさんは、さらに、携帯電話でアマゾンの価格を検索できる仕入れツールも一緒にリリースしてました。
本にはJANコードってバーコードが印刷してあって、その数字でアマゾンを検索したら、アマゾンの価格がかわかるツールです。
ブックオフより500円とか1000円以上高く売れる商品って、結構簡単に見つかります。
これが、いわゆるブックオフせどりです。

アマゾンでは一番安い商品から売れるので、基本、最安値で出品します。
ただ、すぐに他の人が、それより安い価格で出品するので、毎日、価格改定しないといけません。

この作業をなんとか自動化できないかってAさんに相談されて、それじゃぁ、一緒に価格改定ツールを作ろうってなりました。
そうやって日本で最初の価格改定ツールをリリースしたんです。
今じゃ、価格改定ツールはいっぱいありますけど、最初につくったのは、じつは僕なんですよ。

さて、話を「せどり」の仕入れに戻します。
せどりが生まれたころ、目利き派かツール派かって論争があったんですよ。
目利きっていうのは、ツールを使わずに知識だけで仕入れる昔ながらのせどりです。
鉄腕アトムの初版本は何万円で売れるとかって知識です。

この論争、最終的にツール派の勝ちで決着がつきました。
なんでかって言うと、アマゾンで売られてる本の価格を全部覚えるなんて不可能ですから。

ブックオフの棚には、ある一定の割合で利益商品が眠ってます。
だから、ブックオフの棚にある本、全部検索すれば、間違いなく利益がでます。
このやり方を全頭検査って言います。
当時、狂牛病が流行ってて、狂牛病の全頭検査から名付けられたみたいです。

ただ、全頭検査って、結構大変なんですよ。
なんでかって言うと、一冊検索するのに10桁の数字を入力しないといけませんから。
棚には何百冊って本があります。
その中に利益になるのは数%ぐらいです。
だから、全頭検査すれば確実に利益になるってわかってても、なかなかやるのは大変なんです。
みんな、もっと簡単に入力できないかって思ってました。
それで、僕は、バーコードリーダー対応のせどりツールを開発したんですよ。
それが「せど楽チェッカー」です。
バーコードリーダーといっても、こんな、手のひらに収まる小っちゃいものです。

これだと一瞬で入力できるんで、全頭検査も簡単にできるようになりました。
これ、実際、ほんと、簡単に儲けられたんですよ。
だから、「せど楽チェッカー」は、当時、かなり売れました。
ただ、すぐに真似されて、バーコード対応のせどりツールがいっぱい出てきました。
当時は、ブックオフに行ったら、バーコードリーダー持ってる人を何人も見かけました。
そのぐらいブックオフせどりがブームになってたんですよ。

さて、そうなると、どうなったと思います?
一般客に迷惑になるからって、ブックオフが対策に乗り出してきたんですよ。
どうしたかっていうと、自社独自のバーコードで本のバーコードを隠したんですよ。
これには、みんな参りました。
「せどり」は終わったって、パニックになってました。

そこで、ツール開発者は、なんとかブックオフのバーコードを解読しようと試みました。
おそらく、何らかの変換ルールでJANコードを独自コードに変換してるはずです。
それを解読しようとしたんですけど、誰も成功しませんでした。
そんな中、それにいち早く成功したのが僕なんですよ。

ちょうどその頃、ブックオフはオンラインでも商品を販売し始めてました。
僕は、これに注目したんです。
ブックオフオンラインでは、1商品1ページです。
「もしかしたら?」と思ってURLを調べたんですよ。
そしたら、思った通りでした。
ブックオフのバーコードの数字とブックオフオンラインのURLの末尾の数字がぴったり一致したんです。
それさえ分かれば、あとは、ブックオフオンラインの商品を全部読みだしてデータベースをつくるだけです。
これで、「せど楽チェッカー」は、ブックオフのバーコードを読めるようになりました。
これにはみんな大喜びしました。

僕もせどり飲み会とかに呼ばれて、「せどり」の救世主とかって持ち上げられました。
それで、嬉しくなって、つい、やり方をぽろっとしゃべってしまったんですよ。
そしたら、あっという間に、他のせどりツールも、ブックオフのバーコード対応になりました。

まぁ、これは、いつものパターンです。
最初につくるのは僕なんですけど、それを広めて、実際に儲けるのは他の人なんです。
どうも、それが僕の役割みたいです。

まぁ、それはいいとして、そうこうしてたら、また、別の問題が出てきました。
アマゾンの価格って出品者が自分で決めます。
だから、何の価値もない中古本に、3万円とかってあり得ない価格をつける人が出てきます。
それを見て、3万円で売れると思って仕入れても絶対売れません。

仕入れるときに知りたいのは、実際に売れる価格です。
それは何かっていうと、その本が、実際に過去にいくらで売れたかです。
でも、それはアマゾンが公表してないのでわかりません。
ところが、それがわかるツールが出てきたんですよ。
どうやるかっていうと、ランキングを使うんです。
アマゾンのランキングって、売れたら一位になって、売れないとちょっとずつ下がってくるんですよ。
だから、ランキングとその時の価格を記録して、その波形を見たら、その本がいつ、いくらで売れたかわかるんです。

たとえばこれ見てください。

緑がランキングのチャートで、ギザギザ一個で一回売れたってことです。
12月は5個ギザギザがあるから5冊売れたってわかります。
ピンクの線がアマゾンの価格で1800円ぐらいです。
だから、このチャートから、月に5冊、1800円ぐらいで売れてるなぁって分かるわけです。
ちなみに、この本、「普通に会話ができるドラえもんの心のつくり方1 コンピュータに意識が発生するまで」っていうのは僕の本です。

まっ、それはいいとして、これを見たら、その商品がいつ、いくらで売れたか分かりますよね。
このツールはKeepaといって、せどらーならみんな知ってます。
作ってるのはドイツの会社で、ここは、世界中のアマゾンのデータを監視してるんですよ。
これって、トンデモない量です。
だって、アマゾンジャパンだけでも1億以上の商品があって、そのランキングを数時間ごとに集計してるんですから。
唯一無二のシステムです。
だから、せどりツールは、どれもこのKeepaと連携してランキングチャートを表示するようになりました。
せどりツールは、Keepaの時代に入ったんです。

ただ、完璧と思われるこのKeepaにも唯一、欠点があります。
それは速度が遅いってことです。
チャートを表示するのに数秒もかかるんです。
さらに表示されてからギザギザを見て判断しないといけません。
全頭検査するとき、これは致命的です。
だから、一瞬でいつ、いくらで売れたかを表示するツールが望まれてました。
これ、作ろうと思ったら作れます。

遅い原因は、Keepaサーバーからデータを取得するときです。
だから、Keepaのデータを全部抜き取って、独自のデータベースを持つんです。
後は、それを解析していつ、いくらで売れたかのデータベースを作ればいいんです。
そしたら、検索したら一瞬で、いつ、いくらで売れたかを表示できますよね。
でも、誰も作ってないです。

問題はデータ量です。
1億アイテムの数時間ごとのランキングデータって、多すぎてふつうのデータベースじゃ扱えないんです。

たとえそれができたとしても、もう一つ問題があります。
それは、ASINです。
ASINっていうのはアマゾンの商品IDのことです。
アマゾンジャパンだけで1億以上のASINがあるんですけど、それは公開されてません。
Keepaからデータを全部抜き取るにも、まず、全ASINを準備しないといけないんですよ。

ところが、ロボマインドは、この二つの課題をクリアしてました。
ロボマインドはAIの研究をしてるので、ビッグデータの扱いには慣れています。
だからデータベースの問題はクリアしてます。

次は、ASINです。
僕が最初にせどりツールを開発したのが20年前で、じつは、その頃からASINを収集し続けているんですよ。
気が付いたら、約1億のASINが集まってました。
これだけそろってるので、作らない手はないですよね。
さっそく、Keepaから全商品の過去データを抜き出しました。
そして、これを組み込んで「せど楽チェッカー」が生まれ変わりました。

どんなことができるようになったかっていうと、これを見てください。
これが、「せど楽チェッカー」のフィルター設定画面です。

たとえば、この場合だと、直近1か月に10個以上売れて、平均販売価格が1000円以上または粗利が30%以上って設定となってます。
つまり、この条件に合う商品をフィルターにかけるってことです。

あとはバーコードリーダーで全頭検査するだけです。
フィルターにかかったら音で知らせることもできます。
だからワイヤレスイヤホンを付けて、音が鳴った商品だけカゴに入れればいいんです。

さらに、バーコードリーダーがなくても、スマホのカメラでもバーコードは読めます。
こんな感じです。

下がカメラの映像です。
バーコードをリアルタイムで読み取ってるのがわかりますよね。
この速度で検索できるんですよ。
はい、今、音が鳴りましたよね。
利益商品が見つかりました。
念のため、詳細も確認して、かごにいれます。

どうです?
今まで、一件確認するのに数秒かかかってたのが、この速度で検索できるんです。

今、お見せしたのは本だけでしたけど、「せど楽チェッカー」は、アマゾンで売られてる全商品に対応してます。
だから、家電量販店でおもちゃを仕入れたり、ドラッグストアで化粧品やサプリを仕入れたりもできます。
もちろん、ホームセンターやリサイクルショップでも使えます。
意外なとこだと、地元のスーパーや道の駅なんかもいいんですよ。
地元でしか手に入らないお菓子って、意外と、アマゾンで高値で売れるんです。
これが今の「せどり」です。

ところで、もしかして、「ChatGPTはいつ出てくる?」って思ってないですか?
お待たせしました。
その話はこっからです。

さて、今までの話は「店舗せどり」です。
せどりには、もう一つあって、それを「電脳せどり」って言います。
ネットで仕入れる「せどり」のことです。
ここに、ChatGPTを使うんです。

それじゃぁ、まず、一般的な電脳せどりのやり方をお見せします。
たとえば、楽天で仕入れてアマゾンで売れる商品を探すとします。

たとえばこのタニタの体重計を調べるとします。

まず、JANコードを探します。
ここにありますよね。
これを抜き出してアマゾンで検索します。
はい、アマゾンでも見つかりました。

値段を比べてみます。
楽天が3980円でアマゾンが3680円なので、楽天で仕入れてアマゾンで売ったら赤字になります。
まぁ、そんな簡単に利益商品なんて見つからないものですけど、今は、探し方の説明なので、そこは気にしなくてもいいです。

今はJANコードがあったからいいですけど、JANコードがない商品もいっぱいあります。
そんな場合は、型番とか、商品名で検索します。

ここまでは分かりますよね。
ただ、大手メーカーじゃなくて、中国で作られたものとかだと、JANコードもないし、型番も参考にならないんですよ。

たとえば、「せどり」では季節商品をよく扱います。
季節商品の定番にプールがあります。

たとえば、このプールを調べるとします。

製品仕様を見てみます。
JANコードはないですけど、メーカー型番がありますよね。

ただ、このメーカー型番でアマゾンを検索してもうまく出てこないんですよ。
こんな場合はどうするかっていうと、画像検索を使うんです。
それでは、やってみます。
はい、アマゾンの商品が出てきました。
こんな風に画像検索することでアマゾンと楽天の一致を判定することができるんですよ。
これが一般的な電脳せどりのやり方です。

こうやって順番に検索して利益商品を探します。
ただ、これ、結構、時間がかかります。
数時間かけて調べられるのは50個とか100個です。
その中から利益商品が一個でも見つかればいい方で、全く見つからないこともよくあります。

ただ、新品仕入れなのでブックオフとはちょっと違うんですよ。
ブックオフだと中古なので一度に一点しか仕入れられません。
でも新品仕入れだと、5個とか10個とかまとめて仕入れられます。
さらに、まとめて注文することで仕入れるときの送料も無料になります。

それから、仕入れた商品はアマゾンに預けることもできます。
つまり、顧客対応から商品の発送まで、アマゾンに全部任せられるんですよ。
あとは、アマゾンで売り切れるたびに仕入れて納品するだけでいいんです。
しかも、納品作業も、納品代行って業者に任すことができます。
その分経費は掛かりますけど、手間は省けます。
つまり、やらないといけないのは、最初に利益商品を探すとこだけなんです。
これが電脳せどりです。

じゃぁ、この利益商品を探す作業を、もうちょっと効率よくできないのかって思いますよね。
たとえば、JANコードとか型番を調べるとかです。
そこで登場するのがChatGPTです。
はい、やっと出てきました。

それじゃ、さっきの、このタニタの体重計でやってみますよ。
まず、このページに書いてある文字を全部選択してコピーします。
それを、ChatGPTに貼り付けます。
そして、一番上に、「以下の文章から商品名、型番、JANコードを抜き出してください。」って書いてenterキーです。

はい、出てきました。
JANコード、型番、すべてきれいに抜き出せましたよね。

もしかして、「こんなの、プログラムでできるでしょ」って思ってませんか?
でも、プログラムはプログラムを書かないといけませんよね。
ChatGPTの場合、「JANコードを抜き出して」って指示するだけでいいんです。
つまり、今まで、人に頼んでた仕事を、そのままChatGPTに頼めるようになったんです。
スゴイでしょ。

まさか、「それだけ?」って思っていませんか?
面白くなってくるのはこっからです。

今、ページを全選択したり、コピペしたりしましたよね。
そんなのは今までもプログラムでできてました。
RPAって聞いたことあります?
パソコンの作業をするソフトウェアロボットのことです。
この技術も、AIの一種としてすでに確立されています。
そして、RPA技術もロボマインドが得意な技術です。
さっき商品判定に画像検索を使いましたよね。
こんな作業も、RPAでできるんです。

これ、どういうことか分かりますか?
つまりね、今見せた、電脳せどりの作業、全部自動でできるってことです。

これ、何を意味するかわかりますか?

さっき、全頭検査の話をしましたよね。
「せどり」って、何も考えずに、大量に検索さえすれば、絶対に儲かるんですよ。
ただ、面倒くさいだけです。
そういった単純な仕事こそ、AIにやらせるんです。
人間じゃ絶対無理だった、何千件とか何万件とかって単純作業を、全部AIに任せられるんです。

分かってきましたか?
AIに金を稼がすって、こういうことなんです。
そして、それを実際にやってくれるのが「せど楽チェッカー」です。

それじゃぁ、さっそくやってみます。
まずは、楽天とアマゾンの商品リストを抽出します。
それが、この楽天ツールです。
このツールは指定したジャンルの商品を楽天で根こそぎ検索します。
考え方は全頭検査と同じです。
たとえば、ジャンルとして「DIY・工具」の「100890」を指定します。
最大検索件数を3000件と指定して、「検索」ボタンを押します。

すると、AIが、裏でせっせと働いてくれます。
何をするかっていうと、楽天のDIYのページを1ページ目から順に全部開いて、それと同じ商品をアマゾンで探してASINを取得するんです。
その時裏で活躍してるのがChatGPTです。
何千ページもあるので数時間はかかりますけど、その間はほったらかしでいいんです。
作業がおわったら、自動でファイルがダウンロードされます。

はい、これができたファイルです。
全部で4945件取得できました。
一列目がJANコードまたはASINで、二列目が楽天のポイント込みの価格です。
ポイントは誰でも付く最低限のポイントです。
これが仕入れ価格となります。

次は、「せど楽チェッカー」でフィルター条件を設定します。
たとえば、直近1か月に1個以上売れて、粗利が30%とします。
それで、次は「利益商品一括抽出」を開いて、さっきのファイルを選んでアップロードします。
そして、しばらくすると、結果がダウンロードされます。

はい、これが結果のエクセルです。
一列目がフィルタ結果です。
黒い星がフィルタにかかった商品です。
これをソートします。
・・・
いっぱい利益商品が見つかってますけど、これが全部正しいわけじゃありません。
こっからさきは、人が目で見て判断します。
どうやってするかって言うと、ブラウザで楽天のページとアマゾンのページを開いて確認するんです。
ここで、クロームの拡張機能の「pasty」っていうのを使います。
これは、URLをコピーしてまとめて開いてくれる便利なツールです。
これが楽天URLなので、上から10件コピーして、pastyをクリックします。
もう一つのブラウザには、アマゾンURLを10件コピーしてpastyで開きます。

はい、準備が整ったので順番に見ていきます。
1っ件目は、・・・

こんな風に全部見ていきます。
今回だと、全部で190件ありますね。
慣れたら1~2時間で全部チェックできます。

190件っていいましたけど、楽天ツールが取得したのは約5000件なので、5000件を調べたわけです。
「せどり」の基本は、検索した数に比例して利益が増えるです。
プロの目利きより、素人がツールで全頭検査した方が儲かるようになったって話、しましたよね。
長年修行して、ものすごい商品知識をもった職人より、何も知識がない素人がAIをつかって自動で探した方が儲かるんです。
これがAIに仕事を奪われるってことです。

さて、今の作業、一番重要なのは楽天とアマゾンの一致判定でしたよね。
そのとき、裏でJANコードや型番抽出にChatGPTをつかってます。
ただ、それでも、間違いがありましたよね。
たとえば、単品商品と二個セットを比較するとかです。

まだ開発途中なんですけど、これもChatGPTで解決できるんですよ。
つまり、ChatGPTに「何個セットですか?」って聞いて、その答えに従って一個での価格で計算しなおすとかです。
他に「サイズは?」って聞くことで、サイズ違いの間違いもなくなります。
分かってきましたか?
これが、ChatGPTの使い方なんです。

重要なのは、作業を分解して丁寧にChatGPTに質問するってことです。
これを、たとえば、「楽天で仕入れてアマゾンで売ったら利益になる商品を探して」なんてざっくり質問しても、絶対にうまく行きません。
そうじゃなくて、一つ一つ、丁寧に質問するんです。
そしたら、ChatGPTは面倒くさがらずに何回でも答えてくれます。
そんな仕事を、探すんです。

お待たせしました。
こっから、具体的な事例をあげていきますので、しっかり聞いてください。

今の視点で、ChatGPTの使い道を考えるんです。
今の時代、あらゆる情報はネットにあります。
「せどり」以外にも活用できる分野はいくらでもあります。
たとえば、不動産で考えてみましょ。
日本中で不動産の売買情報が日々、更新されています。
不動産投資やる人は、そういった情報を日々調べるわけです。
その土地の路線価はいくらかとか。
それから最寄り駅までの距離とか。
さらに、最寄り駅の一日の乗降数とか。
そういったことから、その不動産の適正な価値を判断します。
これ、全部、ネットで調べられるでしょ。
路線価なら、国税庁のホームページで調べられます。
その他の情報も、専用のサイトがあって、そこで調べられます。

はい、これ、全部、ChatGPTを使えばできるんです。
しかも、やり方は、新入社員に教えるのと同じです。
不動産会社に入社した新人に、いきなり、「お宝の土地を探してこい」なんて言わないでしょ。
どのページを開いてどうやって探すか、一つ一つ丁寧に言葉で教えるでしょ。
それと同じことを、ChatGPTにするんです。
ただし、ここまで丁寧に言わないといけないのかってぐらい丁寧に説明しないといけません。
出来は良くないかもしれません。
でも、とんでもなくマジメです。
一度説明したら、何時間でも何日でも、食事もとらず、寝ることもせずにぶっ続けで仕事してくれるます。
しかも無給でです。

そんな新入社員がいたら、そりゃ、とんでもないお金を稼いでくれますよね。
これ、使わない手はないです。

じゃぁ、他にも考えてみましょ。
商売のリスクは仕入れても売れないことです。
もし、買い手を先に見付けてから商品を仕入れることができたら絶対に儲かりますよね。
不動産では、それを普通にします。
どこにいくらぐらいの不動産があったら買うって人の情報は、業者ならすぐに集められます。
あとは、その条件を満たす不動産が出て来るを日々、探すだけです。
こんな作業は、ChatGPTを使った自動化でできますよね。
どのサイトの何をチェックするって、丁寧に教えて、毎日、結果のファイルを出力させて、後は、それをチェックするだけです。

不動産以外も考えてみましょ。
たとえば、ホテルです。
ホテルの値段は日々変動します。
しかも、楽天トラベルとか一休.comとか、どこで予約するかで値段も変わります。
さらに、ポイントとかクーポンも絡んできます。
今なら、エアビーもあります。
いつ、どこに、何人で何泊するかって指定するだけで、最安値のホテルを探してくれたらいいですよね。
これも、ChatGPTに丁寧にやり方を教えたら探してくれます。
そんなサイトを作ることも可能です。

その他、業者向けの中古車オークションなんかも使えそうです。
考えたら、いくらでもアイデアは出てくるでしょ。
これが、ChatGPTを使ってリアルに金を稼ぐ方法です。

ちなみに、ChatGPTにキャッチコピー作らせて集客しようってコンサルのページみてたら、4か月で450万円もしてました。
今まで、ChatGPTで儲けてたのは、こんなインチキコンサルばっかりです。
そんなおかしな使い方は、これで終わりにしましょ。
2024年は、ChatGPTを使って本当に儲けてください。

今しゃべった内容、本当なら、AIコンサルを名乗って僕が儲けてもいいんですけど、僕は、あんまりそういうのには興味ないんです。
だから、自分で開発出来る人は自分で作ったらいいですよ。
または、ITコンサルやってる人なら、このネタで実際に仕事を取ってきてもいいです。
僕に断る必要もないです。
僕は、せっかく使えるAI技術が、間違った使われ方してるのがもったいないと思ってるだけですから。
だから、この動画に共感したら、必要な人に教えたり、拡散してほしいんですよ。
切り抜いたり、勝手に編集してもかまいません。
もちろん、僕の許可なんかいらないですから。

最初のアイデアを考えるのが僕の役目だと思ってるんで、そこは気にしなくてもいいです。
これはいつものことですから。

もし、手っ取り早くお金だけ稼ぎたいんでしたら、「せど楽チェッカー」を使ってもいいです。
今は、まだ楽天しか対応してないですけど、今後、ほかのネットショップなど、どんどん拡張していく予定です。
動画説明欄に「せど楽チェッカー」のリンクを貼っておくので、そこから申し込んでください。
今なら30日間、無料で使えます。
実際に儲かるかどうか試すだけでも構いませんので。

それでは、最後に重要な話をします。
最初にもいいましたけど、今の生成AIに、人を惹きつける面白いコンテンツを作るなんて無理です。
なぜなら、今のAIは、面白いって感じることができないからです。
そもそも、嬉しいや悲しいって感情すらもってません。
そんなAIに面白いコンテンツをつくるなんて理論的に不可能です。

ただ、そう言っていられるのも、後3年です。
3年後は、今のAIとは根本的違うAIが出てきます。
感情や意識をもって、本当に面白いコンテンツをつくるAIです。

「いや、でも3年で、そんなAIがでてくるなんて、そんなことわからないでしょ」
みなさんは、もしかして、そんな風に思ってませんか?

でも、僕は、断言できるんです。
なぜなら、それは、ロボマインドがつくるからだ!